■置換多面体の空間充填性(その208)

 見かけ上の一致を解消するにはどうしたらいいだろうか?

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[2]{3,3,3}(0,1,1,0)=(30,60,40,10)

 頂点回りのn−1次元面は,n−1次元面:2^1(tp+1,1)個(頂点数a)より,

  {3,3}(110)頂点数12・・・4個

  f3=(4/12)・f0=10

 n−2次元面:2^2(tp+1,2)個(頂点数a)を利用すると,

  {3}(10)4個

となるが,

  f2=(4/3)・f0=40  (OK)

しかし,三角形20枚,6角形20枚

  f2=(3/3+2/6)・f0=40

であるから,見かけ上の一致である.

  {3,3}(110)2個,{3,3}(011)2個

 →{3}(10)3個,{3}(11)2個

となればよい.

  m=4

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[3]{3,3,3,3}(0,0,1,0,0)=(20,90,120,60,12)

 頂点回りのn−1次元面は,n−1次元面:2^1(tp+1,1)個(頂点数a)より

  {3,3,3}(0100)頂点数10・・・6個

  f4=(6/10)・f0=12

 n−2次元面:2^2(tp+1,2)個(頂点数a)は,

  {3,3}(100)12個

より,

  f3=(6/4)・f0=60  (OK)

しかし,

  正四面体30個,正八面体30個

  f3=(6/4+9/6)・f0=60

であるから,見かけ上の一致である.

  {3,3,3}(0100)3個,{3,3,3}(0010)3個

 →{3,3}(100)6個,{3,3}(0,1,0)9個

となればよい.

 n−3次元面:2^3(tp+1,3)個(頂点数a)は使えないが,実際は

  三角形120枚

  f2=(18/3)・f0=120

  m=9

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[4]{3,3,3,3,3}(0,0,1,1,0,0)=(140,420,490,280,84,14)

 頂点回りのn−1次元面は,n−1次元面:2^1(tp+1,1)個(頂点数a)より

  {3,3,3,3}(01100)頂点数60・・・6個

  f5=(6/60)・f0=14

 n−2次元面:2^2(tp+1,2)個(頂点数a)を利用すると,

  {3,3,3}(1100)頂点数20・・・12個

  f4=(12/20)・f0=84  (OK)

実際は

  f4=(6/20+9/30)・f0=84  (OK)

  {3,3,3,3}(01100)3個,{3,3,3,3}(00110)3個

 →{3,3,3}(1100)6個,{3,3,3}(0,1,1,0)9個

となればよい.

 n−3次元面:2^3(tp+1,3)個(頂点数a)を利用すると,

  {3,3}(100)頂点数4・・・8個

  f3=(8/4)・f0=280  (OK)

実際は,

  三角錐70,六角柱210

  f3=(2/4+18/12)・f0=280

 {3,3,3}(1100)6個,{3,3,3}(0,1,1,0)9個

→{3,3}(100)2個,{3,3}(1,1,0)18個

となればよい.

 n−4次元面:2^4(tp+1,4)個(頂点数a)は使えないが,実際は

  三角形280枚,六角形210枚

  f2=(6/3+9/6)・f0=490

  m=6

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