■テトラドロンの二等分(その4)
テトラドロン(a4b4)を元素として,平行多面体を構成する場合
立方体:6(a4b4)=a24b24
菱形12面体:96(a4b4)=a384b384
六角柱:18(a4b4)=a72b72
長菱形12面体:144(a4b4)=a576b576
切頂14面体:384(a4b4)=a1536b1536
となる.
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テトラドロンを2等分したものがペンタドロンであるが,別の2等分(a2b2),4等分(ab)することも可能である.これらも平行多面体の元素となっていることがおわかりいただけるであろう.
結局,正多面体元素定理と平行多面体元素定理を融合したというよりも,平行多面体元素定理を正四面体と正八面体による空間充填を考えることによって拡張し,それに正多面体元素定理を付加したものであって,各々の結論
[1]正多面体の元素数は4である
[2]平行多面体の元素数は1である
は融合したあとも不変である.
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