■置換多面体の空間充填性(その70)
(その53)−(その56)はお粗末と思えるのでやり直してみたい.
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[1]{3,3,3,3,4}(0,0,1,0,0,0)の5次元面は
切頂面{3,3,3,4}(0,1,0,0,0)3個・・・頂点数40
n−1次元面{3,3,3,3}(0,0,1,0,0)8個・・・頂点数20
f5=(3/40+8/20)・f0
f0=160→f5=12+64=76→OK
わかっていないのは,頂点に集まる4次元胞とその個数である.4次元胞は {3,3,4}(1,0,0,0)と{}(0)の直積
{3,3,3}(0,0,1,0)と{}(0)の直積
の2種類である(はずである).
{3,3,4}(1,0,0,0)・・・頂点数8
{3,3,3}(0,0,1,0)・・・頂点数10
であるから,
f4=(x/8+y/10)f0
f0=160,f4=636
x/8+y/10=636/160
5x+4y=636/160・40=159
(x,y)=(31,1),(27,6),(23,16),(19,16),(15,21),(11,26),(7,31),(3,36)
前者は3の倍数,後者は8の倍数とすると(3,36)になる.
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[2]n=5のとき,{3,3,3,4}(01100),f0=240
切頂点の周囲には
切頂面{3,3,4}(1100)2個・・・頂点数48
4次元面{3,3,3}(0110)4個・・・頂点数30
f4=(2/48+4/30)・f0=10+32=42
さらに切頂点の周囲の3次元面に関しては
切頂面{3,4}(100)と{}(0)の直積
2次元面{3,3}(011)と{}(0)の直積
の2種類である(はずである).
{3,4}(1,0,0)・・・頂点数6
{3,3}(0,1,1)・・・頂点数12
であるから,
f3=(x/6+y/12)f0
f0=240,f3=280
x/6+y/12=280/240
2x+y=280/240・12=14
(x,y)=(6,2),(5,4),(4,6),(3,8),(2,10),(1,12)
前者は2の倍数,後者は4の倍数とすると,解なしになる.
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