■置換多面体の空間充填性(その45)
正24胞体の頂点次数は8である.また,頂点には6個の3次元面が集まる.一方,空間充填の基本形である立方体ではどうか?
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立方体の頂点次数は3である.また,頂点には(3,2)=3個の2次元面が集まる.
f2=x/4・f0=6,f0=8→x=3
また,空間充填型では頂点には8個の3次元面が集まる.このことを説明するには,面接触分3に点接触,辺接触の分も加えなければならない.具体的な計算方法は
f1=x/2・f0=12,f0=8→x=3
f0=x・f0=12,f0=8→x=1
3+3+1+1=8
4次元立方体ではどうか? 頂点次数は4である.また,頂点には(4,3)=4個の3次元面が集まる.
f3=x/8・f0=8,f0=16→x=4
また,空間充填型では頂点には16個の4次元面が集まる.このことを説明するには,3次元面接触分4に点接触,辺接触,面接触の分も加えなければならない.
f2=x/4・f0=24,f0=16→x=6
f1=x/2・f0=32,f0=16→x=4
f0=x・f0=16,f0=16→x=1
4+6+4+1+1=16
5次元立方体ではどうか? 頂点次数は5である.また,頂点には(5,4)=5個の4次元面が集まる.
f4=x/16・f0=10,f0=32→x=5
また,空間充填型では頂点には32個の4次元面が集まる.このことを説明するには,4次元面接触分5に点接触,辺接触,面接触,3次元面接触の分も加えなければならない.
f3=x/8・f0=40,f0=32→x=10
f2=x/4・f0=80,f0=32→x=10
f1=x/2・f0=80,f0=32→x=5
f0=x・f0=32,f0=32→x=1
5+10+10+5+1+1=32
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