■置換多面体の空間充填性(その38)
2^n+2n胞体の切頂点周囲に集まるn−1胞体の数を求めたい.2^n+2n胞体は切頂型なので,原正多胞体の0次元面とn−1次元面を求められればよいことになる.前者は面数公式から,後者はその反転公式から求められると思う.その結果は以下の通りであった.
n=2→4 (OK)
n=3→4 (OK)
n=4→8 (?)
n=5→8 (?)
n=6→12 (?)
n=7→12 (?)
n=8→22 (?)
n=9→22 (?)
n=10→38 (?)
n=11→38 (?)
一松信先生に独立に調べてもらったのであるが,上の結果は正しいように思われるということであった.次元数nが偶数2kのときと一つうえの奇数2k+1のときは同一となるのも奇妙であるが,何とか納得できるという.
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