■ポリオミノの問題(その14)
2×nの長方形に畳を敷き詰める数はフィボナッチ数Fnとなる.
Fn=1/√5[{(1+√5)/2}^n+1−{(1−√5)/2}^n+1]
また,3×nの長方形に畳を敷き詰める数は
U2n=(2+√3)^n/(3−√3)+(2−√3)^n/(3+√3)=[(2+√3)^n/(3−√3)]
でフィボナッチ数に類似している.この数は三角数Tn=n(n+1)/2や五角数Pn=n(3n−2)/2にも関係しているという.
ドミノによる3×nの長方形の敷き詰め数については
[参]グラハム,クヌース,パタシェニク「コンピュータの数学」第7章,共立出版
に解が示されている.
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[補]ポリアモンド,ポリオミノ,ポリヘックスを総括する名前としてアニマルがある.たとえば,6個の三角細胞からできる動物(ヘキシアモンド)は12種類あり,そのうち5種類は非対称であるといった具合である.また,化学者たちは六角動物を有機化合物の分子モデルとして研究してきた.
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