■和算と紋様(その32)
(その31)は西洋的か東洋的かの対比になってしまったが,西洋と東洋の折衷をめざして,円同士を共通する接線で架橋してみた.ローラーの間のベルトを張ったイメージである.
大円の半径をR,小円の半径をr,中心間距離をdとすると,中心軸からの位相のズレθは
[1]接線がクロスする場合
cosθ=((R+r)/d)
[2]接線がクロスしない場合
cosθ=((R−r)/d)
で与えられる.
n=3の場合を示す.
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