■最小面数の正多面体元素定理(その5)
[a]正四面体の基本単体
[b]正八面体の基本単体
[c]正20面体の基本単体−正四面体の基本単体を差し引いた残り
[d]正20面体の基本単体−正八面体の基本単体を差し引いた残り
とすると,4ピースの元素(a,b,c,d)で5種類の正多面体を作れる最小原料のものが構成できる.
正四面体a24,正八面体b48,立方体a24b24
正20面体a120c120,正12面体a120b120c120d120
さらに,菱形12面体a48b48であるから,4ピースの元素(a,b,c,d)で5種類の正多面体+菱形12面体,計6種類を作れる元素ということになる.
これで,菱形12面体を正24胞体の3次元版とみなすと,4次元正多胞体元素定理
[定理]6種類ある4次元正多胞体の元素数は4である.
と同じ状況になったことになる.
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