■基本単体の計量(その21)

【1】立方体

 立方体の1/48の直角四面体で,

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,1,0)

  P3(1,1,1)

にとることができる.底面は(45°,45°,90°)の直角三角形である.

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【2】正四面体

 正四面体の1/24の直角四面体で,

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,√(1/3),0)

  P3(1,√(1/3),1/2・√(2/3))

にとることができる.底面は(30°,60°,90°)の直角三角形である.

 その二面角は(90°,90°,90°,60°,60°,35.2644°)になる.

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【3】正八面体

 正八面体の1/48の直角四面体で,

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,√(1/3),0)

  P3(1,√(1/3),√(2/3))

にとることができる.底面は(30°,60°,90°)の直角三角形である.高さは正四面体の基本単体の2倍である.

 その二面角は(90°,90°,90°,60°,45°,54.7656°)になる.

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【4】正八面体の基本単体+正四面体の基本単体

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,√(1/3),0)

  P3(1,√(1/3),√(2/3))

  Q0(0,0,0)

  Q1(1,0,0)

  Q2(1,√(1/3),0)

  Q3(1,√(1/3),−1/2・√(2/3))

を貼り合わせた図形

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P3(1,√(1/3),√(2/3))

  Q3(1,√(1/3),−1/2・√(2/3))

を考える.

 辺の長さは

  P0P1=1,P0P3=√2,P1P3=1

  Q3P3=3/2・√2/3=√3/2,Q3P0=√3/2,Q3P1=√1/2

となって,テトラドロン(1,1,1,√2,√2,√3)にはならない.

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【5】雑感

 もしこれができていれば

  正四面体→A,正八面体→A+B,立方体→2A+B

  正20面体→A+C,正12面体→2A+B+C+D

となって,元素定理を満足させ,かつ,シンプルで美しいものができたのだが・・・

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