■単純リー環を使った面数数え上げ(その69)
正単体系でも(1)とするか(2)とするかの切り分けの問題を生ずるかどうかを確認しておきたい.
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【1】正単体系(1010)→f=(30,90,80,20)
頂点に(010),辺に(10)柱ができている(OK).
(010)→f=(6,12,8)
(01)→f=(3,3)
f0=5・6=30 (OK)
f1=5・12+10・3=90 (OK)
f2=5・8+10・3+10・1=80 (OK)
f3=5+10+5=20はワイソフ算術で計算 (OK)
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【2】正単体系(0101)→f=(30,90,80,20)
頂点に(101)ができているが,辺は消失していて,三角形面を重複して数え上げていることになる.
(101)→f=(12,24,14)
(01)→f=(3,3)
(2)ならば
f0=5・12−10・3=30
f1=5・24−10・3=90 (OK)
f2=5・14−10・1+10・2=120 (OK)
f3=5+10+5=20はワイソフ算術で計算 (OK)
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【3】正単体系(1110)→f=(60,120,80,20)
頂点に(110),辺に(10)柱ができている(OK).
(110)→f=(12,18,8)
(10)→f=(3,3)
f0=5・12=60 (OK)
f1=5・18+10・3=120 (OK)
f2=5・8+10・3+10・1=80 (OK)
f3=5+10+5=20はワイソフ算術で計算 (OK)
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【4】正単体系(1101)→f=(60,150,120,30)
頂点に(101),辺に(01)柱ができている(OK).
(101)→f=(12,24,14)
(01)→f=(3,3)
(2)ならば
f0=5・12=60 (OK)
f1=5・24+10・3=150 (OK)
f2=5・14+10・3+10・2=120 (OK)
f3=5+10+10+5=30はワイソフ算術で計算 (OK)
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【5】正単体系(1011)→f=(60,150,120,30)
頂点に(011),辺に(11)柱ができている(OK).
(011)→f=(12,18,8)
(11)→f=(6,6)
(2)ならば
f0=5・12=60 (OK)
f1=5・18+10・6=150 (OK)
f2=5・8+10・6+10・2=120 (NG)
f3=5+10+10+5=30はワイソフ算術で計算 (OK)
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【6】正単体系(0111)→f=(60,120,80,20)
頂点に(111)ができているが,辺は消失していて,六角形面を重複して数え上げていることになる.
(111)→f=(24,36,14)
(11)→f=(6,6)
(2)ならば
f0=5・24−10・6=60 (OK)
f1=5・36−10・6=120 (O)
f2=5・14−10・1+10・2=80 (OK)
f3=5+10+5=20はワイソフ算術で計算 (OK)
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