■レムニスケート積分(その16)

 (その15)を補足しておきたいのですが,sl(5u)=1としてsl(u)を求めるのと,sl(5u)=0としてsl(u)を求めるのとでは,後者では分母を考える必要がなくなるため,計算の難易度が異なってくることが考えられます.

 そして,最後に倍角(半角)の公式を使って,換算すればよいのですが,後者では,さらに

  sl(u)=sl(4u)

  sl(2u)=sl(3u)

も成り立つものと思われます.

 このように考えると

  sl(2u)−sl(3u)=0

をsl(u)を変数とする方程式とみなすのが,最も計算上のアドバンテージが得られるかもしれません.

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