■計算可能な多胞体(その18)

 体積0の平行2n面体の個数が求められれば,次元数nに関する体積の一般公式を構成することができる.使えるデータが増えたので(その12)を再考したい.

===================================

[1]正四面体の場合

  6C3=20中,4C1・3C3=4

[2]正五胞体の場合

  10C4=210中,5C1・6C4=75

[3]5次元単体の場合

  15C5=3003中,6C1・10C5=1512

[4]6次元単体の場合

  21C6=54264中,7C1・15C6=35035

[5]正(n+1)胞体の場合

  n(n+1)/2Cn中,n+1C1・n(n-1)/2Cn通り

と考えられたのであるが,

[1]正四面体の場合=20中4

[2]正五胞体の場合=210中85

[3]5次元単体の場合=3003中1707

[4]6次元単体の場合=54264中37457

となって,食い違いを見せている.原因はまだつかめていない.

===================================