■計算可能な多胞体(その16)
(その15)では正軸体のファセットが共面になる場合の数えもらしがあった.ファセットの辺数はn(n−1)/2,また,正軸体の1次独立な辺数はn(n−1)ある.
[1]正八面体の場合
3C3=1
[2]正16胞体の場合
6C4=15
[3]正32房体の場合
10C5=252
[4]正2^n胞体の場合
n+1C1・n(n-1)/2Cn通り
しかし,これらを何倍かして,(その13)の結果,
[1]正八面体の場合
9C3=84中,3C1・4C3=12
[2]正16胞体の場合
16C4=1820中,4C1・6C4=60
[3]正32房体の場合
25C5=53130中,5C1・8C5=280
[4]正2^n胞体の場合
n^2Cn中,nC1・2n-2Cn通り
に加えても,食い違いは解消されない.
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