■計算可能な多胞体(その13)
3^n−1面体の場合は,m=n^2組の平行なn次元ベクトルのうち,
[1]n次元立方体由来・・・n本
[2]n次元正軸体由来・・・n^2−n本である.
n次元立方体の面はn−1次元立方体であるから,n−1本の1次独立なベクトルをもつ.n次元正軸体の赤道面はn−1次元立方体であるから,n−1本の1次独立なベクトルをもつ.
共面になりと思われるのは立方体の面と正軸体の赤道面の2n−2本からn本を選ぶときであると考えられるから,
[1]正八面体の場合
9C3=84中,3C1・4C3=12
[2]正16胞体の場合
16C4=1820中,4C1・6C4=60
[3]正32房体の場合
25C5=53130中,5C1・8C5=280
[4]正2^n胞体の場合
n^2Cn中,nC1・2n-2Cn通り
と考えられたのであるが,
[1]正八面体の場合=84中16
[2]正16胞体の場合=1820中682
[3]正32房体の場合=53130中27912
となって,食い違いを見せている.原因はまだつかめていない.
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