■双子素数予想の解決?(その5)
4n+1型素数,4n+3型素数
5n+1型素数,5n+2型素数,5n+3型素数,5n+4型素数
もっと一般に,1次式
ax+b型素数
は無限の存在することがわかっています(ディリクレの算術級数定理).
2次式,たとえば,
n^2+1型素数,n^2+2型素数
は無数にあるでしょうか? これも無数に存在すると予想されていますが,証明はわかっていません.
指数式,たとえば,
2^n+1型素数(フェルマー素数),2^n+3型素数,2^n−1型素数(メルセンヌ素数)
も無数に存在すると予想されていますが,証明はわかっていません.
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【1】フィボナッチ数と素数の奇妙なつながり
フィボナッチ数列の最初の方を見てみると
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,・・・
素数番目のフィボナッチ数はすべて素数になっている.p番目のフィボナッチ数をFpとすると,
F3=2
F5=5
F7=13
F11=89
は素数である.
ところがどっこい,そうは問屋が卸さない.
F19=4181=37×113
実はフィボナッチ数に無数の素数が含まれているかどうかも未解決である.
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