（その５）で，ボヘミアンドームの輪郭線として楕円が現れることがわかったが，手嶋 吉法先生（千葉工業大学 工学部 機械サイエンス学科）から，それに関してもっと面白いこと「楕円の楕円運動の軌跡」がわかっていると教えて頂いた．

　この「楕円の楕円運動の軌跡」は，小川泰先生（手嶋の大学院時代の恩師）によるものだそうだ．

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［１］当該のボヘミアンドームの輪郭として現れた楕円を使って、「楕円の楕円運動の軌跡」を考えると以下の写真の形が得られる。「写真提供：手嶋吉法（千葉工業大学）」

［２］これを斜めに切ると輪郭が「円」になっている。つまり、「円の円運動の軌跡」の輪郭として楕円が現れ、「楕円の楕円運動の軌跡」の輪郭として円が現れるのである（相補的で面白い）。

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