数学の問題を解いているときはそれなりに充実感を覚える．以前は，間違えたとき，空しさを覚え，かなり苦痛を感じて自己嫌悪に陥ったが，いまは学生時代のような暗算は出来ないことを自覚しているので，そのようなことはない．再度挑戦すればよいのだ．

　本年２月にワイソフ計量空間の問題はほぼ解いた．しかし，それ以来，やってきたことは大学入試問題の解説だけであって，その間，未知未踏の問題をやらなかったことを思うと自己嫌悪に陥る．

　やはり，自分にとっては代数・解析学よりは幾何学のほうがわかりやすい．もう少し，調子がよくなったら，高次元幾何学に再度挑戦するつもりであるが，これ以上（酒はふやせるが），数学に割く時間はふやせない．いかんせん．

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