■n次元の立方体と直角三角錐(その345)
いま考えている証明のラフプロットは,
[1]正単体系と正軸体系の頂点数が等しいとき,s>o.s=o+kのとき,ms≠moというものであるが,
[2]正単体系と正軸体系の頂点数が等しくならない
ことが証明できるかもしれないという流れできている.
どちらの場合であっても,以下の点についての再考が必要とされる.
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[0]k面数公式を
n次元正軸体:gk=(n,k+1)2^(k+1)
n次元正単体:gk=(n+1,k+1)
とおく.k=[0,n−1]
[1]Gkの最大値は(k+1)!,最小値はk+1
[2]最小次数はn.ここで最大次数を求めてみると
[a]nが奇数のとき(n=2k+1)
m=2k(k+1)=(n^2−1)/2 (正軸体系)
m=k(k+1)+(k+1)=(n+1)^2/4 (正単体系)
[b]nが偶数のとき(n=2k)
m=2k^2=n^2/2 (正軸体系)
m=k^2+k=n(n+1)/4 (正単体系)
[3]頂点数が一致するとき,
f0=Gsgs=Gogo
であるから,
Gs(n+1,s+1)=Go(n,o+1)2^(o+1)
ただし,s=[0,n−1],o=[0,n−1]
[4]頂点数が一致するとき,辺数,したがって,次数mが等しくなること
ms/2・Gs(n+1,s+1)=mo/2・Go(n,o+1)2^(o+1)
はあるだろうか?・・・という問題に帰着される.
すなわち,
s+1≦Gs≦(s+1)!
o+1≦Go≦(o+1)!
n≦ms≦(n+1)^2/4
n≦mo≦n^2/2
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