■この門くぐるべからず(その7)
xk=cos(2(k−1)π/2n)
yk=sin(2(k−1)π/2n), k=1〜2n
において,
Σxk^2,Σyk^2,Σxkyk
を計算すると,
Σxk^2=1,Σyk^2=1,Σxkyk=0
であるから,グラム・シュミットの正規直交化になっているようである.
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[e1,・・・,en]=I
であるから,
r1=[r11,r12,r13,・・・,r1n]=[x1,・・・,xn]
r2=[r21,r22,r23,・・・,r2n]=[y1,・・・,yn]
[z1,・・・,zn],[・・・・・・・・],[w1,・・・,wn]は以下のようにして求めることができる.
r3=[r31,r32,r33,0,・・・,0]
とおくと,
r11・r31+r12・r32+r13・r33=0
r21・r31+r22・r32+r23・r33=0
r31・r31+r32・r32+r33・r33=1
より,石井源久先生の学位論文
「多次元半正多胞体のソリッドモデリングに関する研究」
の正当性が理解される.r4〜rnも同様に求めることができる.
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n次元立方体を2次元平面上に複数の頂点がなるべく重ならないように座標軸をとることを考える.nが2のベキ(n=2,4,8,16,・・・)のとき,中止部に穴が開く.nが大きくなると,穴はどんどん小さくなる.
あとはプログラムを作って実際に確かめてみることであるが,nが大きくなると,結構計算量が増えそうである.
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