■n次元の立方体と直角三角錐(その317)
n次元正軸体:gk=(n,k+1)2^(k+1)
n次元正単体:gk=(n+1,k+1)
に対して,ワイソフ算術を使えば,最大ファセット数のn次元準正多胞体は[1,1,・・・,1],[1,0,・・,0,1]など,最小ファセット数のn次元準正多胞体は[0,・・・,0,1]であることがわかる.
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頂点数は
f0=Gkgk
であるから,kを固定すればGk=[1,・・,1,*,*]のときであることは明らかである.
一方,nを固定すれば
gk+1/gk=2(n−k−1)/(k+2)
gk+1/gk=(n−k)/(k+2)
であるから,gkは単峰曲線で,kが大きいところで変化率は双曲線的に減少することがわかる.
Gkは階乗関数的関数,gkは指数〜代数関数的関数で,結局,最大頂点数のn次元準正多胞体は[1,1,・・・,1],最小頂点数のn次元準正多胞体は[1,0,・・・,0]であることがわかる.
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辺数は
f1=m/2・f0
であるから,m(代数関数的)を固定すればf0=Gkgkに依存するから,結局,最大辺数のn次元準正多胞体は[1,1,・・・,1],最小辺数のn次元準正多胞体は[1,0,・・・,0]であることがわかる.
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