■n次元の立方体と直角三角錐(その297)
5次元[0,*,*,*,0]型の切頂切稜型はうまく計算できなかったが,切頂切稜型でありながら,切頂型との中間構造になっているのだと思われる.
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【1】5次元正単体系(g0,g1)=(6,15)
[0,1,0,1,0](90,360)では,頂点の位置に正単体系[1,0,1,0](30,90)が入り,辺の位置に正単体系[0,1,0](6,12)柱が入ると考える.
90×6+6×15=630 (NG)
→辺の位置に正単体系[0,1,0](6,12)柱は入らない.
→ファセットの位置に正単体系[0,1,0,1](30,90)が入るとしても同様,面の位置に正単体系[1,0,1]は入らない.
→頂点の位置に正単体系[1,0,1,0](30,90)が入り,ファセットの位置に正単体系[0,1,0,1](30,90)が入るとして,切頂型の計算を適用すると
(90×6+90×6)/4=270 (NG)
2次元面数は20あるが,そこにできる図形が問題となる.
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[0,1,1,1,0](180,450)では,頂点の位置に正単体系[1,1,1,0](60,120)が入り,辺の位置に正単体系[1,1,0](12,18)柱が入ると考える.
120×6+12×15=900 (NG)
→辺の位置に正単体系[1,1,0](12,18)柱は入らない.
→ファセットの位置に正単体系[0,1,1,1](30,90)が入るとしても同様,面の位置に正単体系[0,1,1]は入らない.
→頂点の位置に正単体系[1,1,1,0](60,120)が入り,ファセットの位置に正単体系[0,1,1,1](30,90)が入るとして,切頂型の計算を適用すると
(120×6+90×6)/4=315 (NG)
2次元面数は20あるが,そこにできる図形が問題となる.
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【2】5次元正軸体系(g0,g1)=(10,40)
[0,1,0,1,0](480,1920)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,1,0](96,288)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1,0](12,24)柱が入ると考える.
288×10+12×40=3360 (NG)
→辺の位置に正軸体系[0,1,0](12,24)柱は入らない.
→ファセットの位置に正単体系[0,1,0,1](30,90)が入るとしても同様,面の位置に正単体系[1,0,1]は入らない.
→頂点の位置に正軸体系[1,0,1,0](96,288)が入り,ファセットの位置に正単体系[0,1,0,1](30,90)が入るとして,切頂型の計算を適用すると
(288×10+90×32)/4=1440 (NG)
2次元面数は80あるが,そこにできる図形が問題となる.
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[0,1,1,1,0](960,2400)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,1,0](192,384)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,0](24,36)柱が入ると考える.
384×10+24×40=4800 (NG)
→辺の位置に正軸体系[1,1,0](24,36)柱は入らない.
→ファセットの位置に正単体系[0,1,1,1](30,90)が入るとしても同様,面の位置に正単体系[0,1,1]は入らない.
→頂点の位置に正軸体系[1,1,1,0](192,384)が入り,ファセットの位置に正単体系[0,1,1,1](30,90)が入るとして,切頂型の計算を適用すると
(384×10+90×32)/4=1680 (NG)
2次元面数は80あるが,そこにできる図形が問題となる.
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