■n次元の立方体と直角三角錐(その290)

 5次元正軸系(その258)の場合も再考したい.

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【1】5次元正軸体系(g0,g1)=(10,40)

[1]切頂型

 5次元正軸体[1,0,0,0,0](10,40)では,頂点の位置に[0,0,0,0]が入り,辺の位置にはそれを結ぶ辺ができると考える.

 [0,0,0](1,0)→[0,0,0,0](1,0)→[1,0,0,0,0](10,40)では,

  0×10+1×40=40

あるいは,頂点の位置に[0,0,0,0]が入り,面の位置に正単体系[1,0,0,0](5,10)が入ると考えてもいいだろう.

  (0×10+10×32)/4=80  (NG)

 [0,1,0,0,0](40,240)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,0,0](8,24)が入り,面の位置に正単体系[0,1,0,0](10,30)が入ると考える.

  (24×10+30×32)/4=300  (NG)

 [0,0,1,0,0](80,480)では,頂点の位置に正軸体系[0,1,0,0](24,96)が入り,面の位置に正単体系[0,0,1,0](10,30)が入ると考える.

  (96×10+30×32)/4=480

 [0,0,0,1,0](80,320)では,頂点の位置に正軸体系[0,0,1,0](32,96)が入り,面の位置に正単体系[0,0,0,1](5,10)が入ると考える.

  (96×10+10×32)/4=320

 5次元立方体[0,0,0,0,1](32,80)では,頂点の位置に4次元立方体[0,0,0,1](16,32)が入り,面の位置には[0,0,0,0]ができると考える.

  (32×10+0×32)/4=80

 [1,1,0,0,0](80,280)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,0,0](8,24)が入り,面の位置に正単体系[1,1,0,0](20,40)が入ると考える.

  (24×10+40×32)/4=380  (NG)

 [0,1,1,0,0](240,720)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,0,0](48,120)が入り,面の位置に正単体系[0,1,1,0](30,60)が入ると考える.

  (120×10+60×32)/4=780  (NG)

 [0,0,1,1,0](320,800)では,頂点の位置に正軸体系[0,1,1,0](96,192)が入り,面の位置に正単体系[0,0,1,1](24,40)が入ると考える.

  (192×10+40×32)/4=800

 [0,0,0,1,1](160,400)では,頂点の位置に正軸体系[0,0,1,1](64,128)が入り,面の位置に正単体系[0,0,0,1](5,10)が入ると考える.

  (128×10+10×32)/4=400

 (その257)と同じく,多くの準正多胞体でつまづいてしまった.

  [1,0,0,0,0],[0,1,0,0,0]

  [1,1,0,0,0],[0,1,1,0,0]

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[2]切頂切稜型

 [1,0,1,0,0](240,1200)では,頂点の位置に正軸体系[0,1,0,0](24,96)が入り,辺の位置に正軸体系[1,0,0](6,12)柱が入ると考える.

  96×10+6×40=1200

 [1,0,0,1,0](320,1440)では,頂点の位置に正軸体系[0,0,1,0](24,96)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1,0](12,24)柱が入ると考える.

  96×10+12×40=1440

 [1,0,0,0,1](160,640)では,頂点の位置に正軸体系[0,0,0,1](16,32)が入り,辺の位置に正軸体系[0,0,1](8,12)柱が入ると考える.

  32×10+8×40=640

 [0,1,0,0,1](320,1440)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,0,1](64,192)が入り,辺の位置に正軸体系[0,0,1](8,12)柱が入ると考える.

  192×10+8×40=2240  (NG)

 [1,1,1,0,0](480,1440)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,0,0](48,120)が入り,辺の位置に正軸体系[1,0,0](6,12)柱が入ると考える.

  120×10+6×40=1440

 [1,1,0,1,0](960,3360)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,1,0](96,288)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1,0](12,24)柱が入ると考える.

  288×10+12×40=3360

 [1,1,0,0,1](640,2240)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,0,1](96,192)が入り,辺の位置に正軸体系[0,0,1](8,12)柱が入ると考える.

  192×10+8×40=2240

 [1,0,1,1,0](960,2880)では,頂点の位置に正軸体系[0,1,1,0](96,192)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,0](24,36)柱が入ると考える.

  192×10+24×40=2880

 [1,0,1,0,1](960,3840)では,頂点の位置に正軸体系[0,1,0,1](96,288)が入り,辺の位置に正軸体系[1,0,1](24,48)柱が入ると考える.

  288×10+24×40=3840

 [1,0,0,1,1](640,2240)では,頂点の位置に正軸体系[0,0,1,1](64,128)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1,1](24,36)柱が入ると考える.

  128×10+24×40=2240

 [0,1,1,0,1](960,2880)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,0,1](192,480)が入り,辺の位置に正軸体系[1,0,1](24,48)柱が入ると考える.

  480×10+24×40=5760  (NG)

 [0,1,0,1,1](960,3360)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,1,1](192,480)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1,1](24,36)柱が入ると考える.

  480×10+24×40=5760  (NG)

 [0,0,1,1,1](640,1600)では,頂点の位置に正軸体系[0,1,1,1](192,384)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,1](48,72)柱が入ると考える.

  384×10+48×40=5760  (NG)

 [1,1,1,1,0](1920,4800)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,1,0](192,384)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,0](24,36)柱が入ると考える.

  384×10+24×40=4800

 [1,1,1,0,1](1920,5760)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,0,1](192,480)が入り,辺の位置に正軸体系[1,0,1](24,48)柱が入ると考える.

  480×10+48×40=6720  (NG)

 [1,1,0,1,1](1920,5760)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,1,1](192,480)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1,1](24,36)柱が入ると考える.

  480×10+36×40=6240  (NG)

 [1,0,1,1,1](1920,5760)では,頂点の位置に正軸体系[0,1,1,1](192,384)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,1](48,72)柱が入ると考える.

  384×10+48×40=5760

 [0,1,1,1,1](1920,4800)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,1,1](384,768)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,1](48,72)柱が入ると考える.

  768×10+48×40=9600  (NG)

 [1,1,1,1,1](384,9600)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,1,1](384,768)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,1](48,72)柱が入ると考える.

  768×10+48×40=9600

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 [0,1,0,1,0](480,1920)では,頂点の位置に正軸体系[1,0,1,0](96,288)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1,0](12,24)柱が入ると考える.

  288×10+12×40=3360  (NG)

 [0,1,1,1,0](960,2400)では,頂点の位置に正軸体系[1,1,1,0](192,384)が入り,辺の位置に正軸体系[1,1,0](24,36)柱が入ると考える.

  384×10+24×40=4800  (NG)

 (その257)でNGだったのはこの2つだけであったが,ここではより多くの準正多胞体でつまづいてしまった.

  [0,1,0,0,1],[0,1,1,0,1]

  [0,1,0,1,1],[0,0,1,1,1]

  [1,1,1,0,1],[1,1,0,1,1]

  [0,1,1,1,1]

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