■n次元の立方体と直角三角錐(その286)
4次元正単体系(その254)の場合も再考したい.
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【1】4次元正単体系(g0,g1)=(5,10)
[1]切頂型
4次元正単体[1,0,0,0](5,10)では,頂点の位置に[0,0,0]が入り,辺の位置にはそれを結ぶ辺ができると考える.
[0,0](1,0)→[0,0,0](1,0)→[1,0,0,0](5,10)では,
0×5+1×10=10
あるいは,頂点の位置に[0,0,0]が入り,面の位置に正単体系[1,0,0](正四面体:4,6)が入ると考えてもいいだろう.
(0×5+4×10)/4=10
[0,1,0,0](10,30)では,頂点の位置に正単体系[1,0,0](正四面体:4,6)が入り,面の位置に正単体系[0,1,0](正八面体:6,12)が入ると考える.
(6×5+12×5)/3=30
[1,1,0,0](20,40)では,頂点の位置に正単体系[1,0,0](4,6)が入り,面の位置に正単体系[1,1,0](12,18)が入ると考える.
(6×5+18×5)/3=40
[0,1,1,0](30,60)では,頂点の位置に正単体系[1,1,0](12,18)が入り,面の位置に正単体系[0,1,1](12,18)が入ると考える.
(18×5+18×5)/3=60
(その254)と同じである.
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[2]切頂切稜型
[1,0,1,0](30,90)では,頂点の位置に正単体系[0,1,0](6,12)が入り,辺の位置に正単体系[1,0](3,3)柱が入ると考える.
12×5+3×10=90
[1,0,0,1](20,60)では,頂点の位置に正単体系[0,0,1](4,6)が入り,辺の位置に正単体系[0,1](3,3)柱が入ると考える.
6×5+3×10=60
[1,1,1,0](60,120)では,頂点の位置に正単体系[1,1,0](12,18)が入り,辺の位置に正単体系[1,0](3,3)柱が入ると考える.
18×5+3×10=120
[1,1,0,1](60,150)では,頂点の位置に正単体系[1,0,1](12,24)が入り,辺の位置に正軸体系[0,1](3,3)柱が入ると考える.
24×5+3×10=150
[1,1,1,1](120,240)では,頂点の位置に正単体系[1,1,1](24,36)が入り,辺の位置に正単体系[1,1](6,6)柱が入ると考える.
36×5+6×10=240
(その254)と全く同じ.
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