■n次元の立方体と直角三角錐(その276)
[1]大域的
k次元胞数をfkとおく.
n次元正軸体:fk=(n,k+1)2^(k+1)
n次元正単体:fk=(n+1,k+1)
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[2]局所的
ひとつの稜線を構成する点の数をk1(常に2),ひとつの多角形を構成する辺の数をk2,・・・とおくと,n次元正軸体は
(2,3,4,・・・,n,2^n)
n次元正単体は
(2,3,4,・・・,n,n+1)
になる.
これらは,
[1]n次元正単体において,k次元胞に接する(それを含む)m次元胞(m>k)は,双対を考えて,n−k次元胞内のn−m次元胞と同数,
(n−k,n−m)
[2]n次元正軸体において,k次元胞に接する(それを含む)m次元胞(m>m>k)は,2項係数を使って,
2^m-k(n−1−k,m−k)
において,
m=k+1
とおいたものではない.
[1](n−k,n−m)=(n−k,n−k−1)=n−k
[2]2^m-k(n−1−k,m−k)=2(n−1−k,1)
m<kのときは,k次元正単体の含むm次元胞の数は
(k+1,m+1)
であり,m=k−1としたものである.
(k+1,m+1)=(k+1,k)=k+1
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