■n次元の立方体と直角三角錐(その231)
n次元正軸体において,k次元胞に接する(それを含む)m次元胞(m>m>k)は,2項係数を使って,
2^m-k(n−1−k,m−k)
です.
nが小さい例で検してみると
[a]n=3,k=0,m=1→2(2,1)=4 (OK)
[b]n=3,k=0,m=2→4(2,2)=4 (OK)
[c]n=3,k=1,m=2→2(1,1)=2 (OK)
もう一度,3次元の場合を調べてみます.
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[1]形状ベクトル[1,1,1]の場合
2次元面上には6個のQがある.P2まわりのQ数は6である.
P0まわりのQはP0→P1→P2とたどって4・2=8である.
P1まわりのQはP1→P0,P1→P2とたどって2・2=4である.
→(8g0+4g1+6g2)/2=72 (OK)
[2]形状ベクトル[1,1,0]の場合
1次元面上には2個のQがある.P1まわりのQ数は2である.
P0まわりのQはP0→P1とたどって4である.
P2まわりのQはP2→P1→P0とたどって3・2=6である.
→ここでは縮退情報を用いて
(4g0+6g2)/2=36 (OK)
[3]形状ベクトル[1,0,1]の場合
2次元面上には3個のQがある.P2まわりのQ数は3である.
P0まわりのQはP0→P2とたどって4である.
P1まわりのQはP1→P0,P1→P2とたどって2・2=4である.
→(4g0+4g1+3g2)/2=48 (OK)
[4]形状ベクトル[0,1,1]の場合
2次元面上には3個のQがある.P2まわりのQ数は3である.
P0まわりのQはP0→P1→P2とたどって4・2=8である.
P1まわりのQはP1→P2とたどって2である.
→ここでは縮退情報を用いて
(8g0+3g2)/2=36 (OK)
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[5]形状ベクトル[1,0,0]の場合
0次元面上には1個のQがある.P0まわりのQ数は1である.
P1まわりのQはP1→P0とたどって2である.
P2まわりのQはP2→P0とたどって3である.
→ここでは縮退情報を用いて
(3g2)/2=12 (OK)
[6]形状ベクトル[0,1,0]の場合
1次元面上には1個のQがある.P1まわりのQ数は1である.
P0まわりのQはP0→P1とたどって4である.
P2まわりのQはP2→P1とたどって3である.
→ここでは縮退情報を用いて
(4g0+3g2)/2=24 (OK)
[7]形状ベクトル[0,0,1]の場合
2次元面上には1個のQがある.P2まわりのQ数は1である.
P0まわりのQはP0→P2とたどって4である.
P1まわりのQはP1→P2とたどって2である.
→ここでは縮退情報を用いて
(4g0)/2=12 (OK)
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