■n次元の立方体と直角三角錐(その209)
(その208)で考えた方法は,案外有効に働いてくれると思われる.
回転対称性と鏡映対称性を同時に考えると,3次元の場合,正八面体ではP0周囲について8角形,P1周囲について4角形,P2周囲について6角形,正四面体ではP0周囲について6角形,P1周囲について4角形,P2周囲について6角形を構成する.
正八面体では
8f0+4f2+6f2
辺は各々2回ずつ数えられているから,辺数は
4f0+2f2+3f2=72 (正解)
正四面体では
6f0+4f2+6f2
辺は各々2回ずつ数えられているから,辺数は
3f0+2f2+3f2=36 (正解)
となるからである.
f1=Σmkfk/2 (k=0〜n−1)
となるが,要はmkの定め方ということになる.
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[1]形状ベクトル[1,0,0]の場合
点QはP0にある.
正軸体:m0=0,m1=0,m3=3
正単体:m0=0,m1=0,m3=3
[2]形状ベクトル[0,1,0]の場合
点QはP1にある.
正軸体:m0=4,m1=0,m3=3
正単体:m0=3,m1=0,m3=3
[3]形状ベクトル[0,0,1]の場合
点QはP2にある.
正軸体:m0=4,m1=0,m3=0
正単体:m0=3,m1=0,m3=0
[4]形状ベクトル[1,1,0]の場合
点QはP0P1上にある.
正軸体:m0=4,m1=0,m3=6
正単体:m0=3,m1=0,m3=6
[5]形状ベクトル[1,0,1]の場合
点QはP0P2上にある.
正軸体:m0=4,m1=4,m3=3
正単体:m0=3,m1=4,m3=3
[6]形状ベクトル[0,1,1]の場合
点QはP1P2上にある.
正軸体:m0=8,m1=0,m3=3
正単体:m0=8,m1=0,m3=3
[7]形状ベクトル[1,1,1]の場合
点QはP0P1P2上にある.
正軸体:m0=8,m1=4,m3=6
正単体:m0=6,m1=4,m3=6
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