■n次元の立方体と直角三角錐(その184)
6次元の場合もやってみよう.
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【1】正軸体の場合
2^nn!/(n,k+1)2^(k+1)=2^(n-k-1)(k+1)!(n−k−1)!
k=0のとき,2^(n-1)(n−1)!
k=1のとき,2^(n-2)2!(n−2)!
k=2のとき,2^(n-3)3!(n−3)!
k=3のとき,2^(n-4)4!(n−4)!
k=4のとき,2^(n-5)5!(n−5)!
k=5のとき,2^(n-6)6!(n−6)!
n=3 n=4 n=5 n=6
k=0 8 48 384 1920
k=1 4 16 96 768
k=2 6 12 48 288
k=3 − 24 48 192
k=4 − − 120 240
k=5 − − − 720
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【2】正単体の場合
(n+1)!/(n+1,k+1)=(k+1)!(n−k)!
k=0のとき,n!
k=1のとき,2!(n−1)!
k=2のとき,3!(n−2)!
k=3のとき,4!(n−3)!
k=4のとき,5!(n−4)!
k=5のとき,6!(n−5)!
n=3 n=4 n=5 n=6
k=0 6 24 120 720
k=1 4 12 48 240
k=2 6 12 36 144
k=3 − 24 48 144
k=4 − − 120 240
k=5 − − − 720
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[1]形状ベクトル(1,0,0,0,0,0)の場合,
点QはP0にある.点Qからでる辺数は1である.ここに会合する基本単体数は1920(正四面体系では720)であるが,そのうち半分ずつは互いに合同であり,合同な192個1組(正四面体系では120個1組)で辺をなす.→m=10(正5胞体系ではm=6)
[2]形状ベクトル(0,1,0,0,0,0)の場合,
点QはP1にある.点Qからでる辺数は1である.ここに会合する基本単体数は768(正四面体系では240)であるが,そのうち半分ずつは互いに合同であり,合同な48個1組(正四面体系では24個1組)で辺をなす.→m=16(正5胞体系ではm=10)
[3]形状ベクトル(0,0,1,0,0,0)の場合
点QはP2にある.点Qからでる辺数は1である.ここに会合する基本単体数は288(正四面体系では144)であるが,そのうち半分ずつは互いに合同であり,合同な16個1組(正四面体系では12個1組)で辺をなす.→m=18(正5胞体系ではm=12)
[4]形状ベクトル(0,0,0,1,0,0)の場合
点QはP3にある.Qからでる辺数は1である.ここに会合する基本単体数は192(正四面体系では144)であるが,そのうち半分ずつは互いに合同であり,合同な12個1組(正四面体系でも12個1組)で辺をなす.→m=16(正5胞体系でもm=12)
[5]形状ベクトル(0,0,0,0,1,0)の場合
点QはP4にある.Qからでる辺数は1である.ここに会合する基本単体数は240(正四面体系でも240)であるが,そのうち半分ずつは互いに合同であり,合同な24個1組(正四面体系でも24個1組)で辺をなす.→m=10(正5胞体系でもm=10)
[6]形状ベクトル(0,0,0,0,0,1)の場合
点QはP5にある.Qからでる辺数は1である.ここに会合する基本単体数は720(正四面体系でも720)であるが,そのうち半分ずつは互いに合同であり,合同な120個1組(正四面体系でも120個1組)で辺をなす.→m=6(正5胞体系でもm=6)
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