■n次元の立方体と直角三角錐(その162)
再度,形状ベクトルに戻って考えてみたい.
===================================
[1]形状ベクトル[1,1,1]の場合
(x−y)/√2=(y−z)/√2=z
→ y=z+√2z
x=y+√2z=z+2√2z
これらは,x+y+z=1上の点であるから代入すると,
3z+3√2z= → z=1/(3+3√2)
[2]形状ベクトル[0,1,1]の場合
(x−y)/√2=0,(y−z)/√2=z
→ y=z+√2z
x=y=z+√2z
これらは,x+y+z=1上の点であるから代入すると,
3z+2√2z=1 → z=1/(3+2√2)
[3]形状ベクトル[0,0,1]の場合
(x−y)/√2=(y−z)/√2=0
→ x=y=z
これらは,x+y+z=1上の点であるから代入すると,
3z=1 → z=1/3
0がk個並ぶと(k+1)個の変数が同値になるので,組み合わせ論的に考えると,頂点数は
正単体系: f0=(n+1)!/(k+1)!
正軸体系: f0=2^n・n!/(k+1)!
個になるはずである.これは正しいことが確認された.
===================================