■学会見聞録(淡路島)
7月30日、兵庫県立淡路夢舞台国際会議場で開かれた第25回回路とシステムワークショップにおいて「幾何学的図形の数理」と題する特別セッションを行ってきました。
パワーポイントはあえて使わず、参加者の手の届くようなところで正12面体の切り出しを実演したり、皆さんのテーブルの上で空間充填の模型をばらしたりして、普段なじみの少ない空間図形に親しんでもらえるよう工夫しました。
なかでも今回初めて試みた正12面体とジョンソン立体91番とによる積み木には、みなさん席を離れて参加してくださり、あ、そうじゃないとか、わーすっぽり入るー、とかとわいわい盛り上がりました。
講演後の10分間の体験タイムもあっというまにオーバーして、お互いに名残を惜しみつつの終了となりました。 (中川宏)
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