nが10までの範囲において,n次元立方体の基本単体
P0(0,0,・・・,0)
P1(1,0,・・・,0)
P2(1,1,0,・・・0,0)
・・・・・・・・・・・・・・・・
Pn-1(1,1,1,・・・1,0)
Pn(1,1,1,・・・1,1)
を超平面
x1+x2+x3+・・・+xn=n/2
で分割すると,nのパリティーによらず,合同2分割されることが数値計算によって確認された.このことは決して自明なことではない.それどころか,むしろ直観に反している.
次なる問題は,n次元正単体の基本単体
P0(0,0,・・・,0)
P1(a1,0,・・・,0)
P2(a1,a2,0,・・・0,0)
・・・・・・・・・・・・・・・・
Pn-1(a1,a2,a3,・・・,an-1,0)
Pn(a1,a2,a3,・・・,an-1,an)
を点Q(b1,・・・,bn)を通る超平面で切頂切稜した多面体を2等分した図形と一致するかどうかの確認である.
予想されること
[a]このようにして得られた図形の頂点数は(その58)で得られたものに等しい.
[b]n=3のとき,両者の形は一致する.
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