■n次元の立方体と直角三角錐(その119)

[1]n=5のとき

 P1−P−P2: cosθ=1/2

 P1−P−P3: cosθ=−1/2

 P1−P−P4: cosθ=−1/2

 P1−P−P5: cosθ=−1/2

 P1−P−P6: cosθ=−1/2

 P2−P−P3: cosθ=−1/2

 P2−P−P4: cosθ=−1/2

 P2−P−P5: cosθ=−1/2

 P2−P−P6: cosθ=−1/2

 P3−P−P4: cosθ=1/2

 P3−P−P5: cosθ=0

 P3−P−P6: cosθ=1/2

 P4−P−P5: cosθ=1/2

 P4−P−P6: cosθ=0

 P5−P−P6: cosθ=1/2

 P3−P−P5とP4−P−P6でcosθ=0となるが,実際に正方形面を作るのではなく,切頂面にできる正八面体の赤道となる.したがって,点Pは5枚の正三角形と4枚の正六角形で取り囲まれることになるから,

  f2=(5/3+4/6)・f0=7f0/3

 点Pの周りに集まる3次元面は正八面体(頂点数6)1個と切頂四面体(頂点数12)4個である.

  f3=(1/6+4/12)・f0=f0/2

 f0=240,f1=3f0,f2=7f0/3,f3=f0/2となって,オイラー・ポアンカレの公式を満たす.

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