次元に依存した処理はしていないので,4次元までOK,5次元でNGなら原因の究明は容易だと思われたが,いまだ5次元以上での乖離の原因はつかめていない.
ところで,面数や体積の計算が可能と思われる高次元準正多面体には
[1]2^n+2n面体
[2]2(2^n−1)面体(置換多面体)
[3]3^n−1面体
があるが,今回は[2][3]から離れて[1]を取り上げたい.
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[1]の体積はnの関数の形:
Vn=1/2・(4/n)^n
で与えられるが,この点は[2][3]から大きくかけ離れている.
n=2の場合,1辺の長さ√2の正方形なので,V2=2(OK).
n=3の場合,1辺の長さ(√2)/3の切頂八面体となる.
V3=1/2・(4/3)^3
であるが,辺の長さを1に規格化すると
V3=1/2・(4/3)^3/((√2)/3)^3=8√2(OK).
n=4の場合,正八面体間距離が1の正24胞体となる.
V4=1/2・(4/4)^4=1/2
一方,1辺の長さ1のRPと考えると,RTの体積は1/6,正八面体の体積は8/6=4/3.その中心までの距離は1であるから,正24胞体全体では
1/4・4/3・24=8
このとき,正八面体間距離は2であるから,1に規格化すると
8/2^4=1/2(OK)
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