阪本ひろむ氏の計算では,
f(n)=(4/n)^(2^n-1)・Πk^(n,k)
はf(29)でオーバーフロー.f(32)では初めてinderteminate not integerとなるが,その後,n=300まで,nが4の倍数のときはinderteminate not integer,それ以外ではnot integerと判定された.だからnが4の倍数のとき計算することには意味があるようだ.
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区間[1,4k]には4の平方数・立方数などが含まれるが,すべての整数のうちで4の倍数は1/4,4の平方で割り切れる数は1/4^2,4の立方で割り切れる数は1/4^3,・・・ある.
すべての整数のうちで4のベキ乗で割り切れる数は,4k=4^m(k=4^m-1)までわたってとれば,
1+1/4+1/4^2+1/4^3+・・・+1/4^m=4(1−(1/4)^m)/3=4(1−1/4k)/3<4/3
したがって,最大で見積もって
2^4(1-1/(4k))/3(2^(4k)-1)〜2^4/3(2^(4k)-1)
程度である.
一方,
(4/4k)^(2^(4k)-1)=1/k^(2^(4k)-1)
であるから,
k>2^4(1-1/(4k))/3〜k>4/3
k>4/3,すなわち,n>16/3ではP^2は整数にはならないことになる.これは(その24)より良い結果である.
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