今回のコラムの内容は(その30)の続きである.
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【1】超立方体の切頂型
超立方体の角を切り落とした図形は,簡単な図形ではない(一種の準正多胞体).
切り方が薄い(浅い)場合,切頂八面体が8胞と切り口の正四面体16胞からなる図形になる.各辺の中点で切れば前者は立方八面体になるから,立方八面体8胞と正四面体16胞.切り方が深い場合は余り簡単な図形にはならない.
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【2】正軸体・正単体の切頂型
正16胞体を24本の辺の中点で切った残りは24胞体であるが,それ以外は一般に2種類の胞(正多面体と準正多面体)に囲まれた図形になる.
たとえば,正5胞体の場合は正八面体と正四面体各5胞ずつ,合計10胞で囲まれた「亜正多面体」になる.
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