■等面単体の体積(その416)

 (その412)の4次元展開図のファセットについては・・・

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[1]3次元単体のファセットを

  P1P2=P2P3=√3

  P1P2=2

の満たすように構成する.

  P1(0,0,0)

  P2(1,√2,0)

  P3(2,0,0)

[2]後の便宜のため,添字をシフトさせる

  P1(0,0,0)

  P2(1,√2,0)

  P3(2,0,0)

  P4(2,0,0)

[3]P1を通る平面との距離を以下のように設定する.

  P1(0,0,0,0)

  P2(m,m√2,0,h)

  P3(2m,0,0,2h)

  P4(2m,0,0,−2h)→常に−2h(−hが省略されていると考える)

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 ここで,

  P1(0,0,0,2h)

  P2(m,m√2,0,3h)

  P3(2m,0,0,4h)

  P4(2m,0,0,0)→常に−2h(−hが省略されていると考え

とおいても,以下の結果は変わらない.

[4]

  P1P2^2=3m^2+h^2

  P1P3^2=4m^2+4h^2

  P1P4^2=4m^2+4h^2

  P2P3^2=3m^2+h^2

  P2P4^2=3m^2+9h^2

  P3P4^2=16h^2

[5]ここで,

  16h^2=3m^2+h^2=4,h^2=1/4,m^2=5h^2=5/4

  4m^2+4h^2=6

  3m^2+9h^2=6

を満足させることができれば,

  P1P2=P2P3=P3P4=2

  P1P3=P2P4=√6

  P1P4=√6

が成り立っている.

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