■基本単体の二面角(その258)

【1】An格子の場合

 SPLAG,p462でも確認しておきたい.

 すべての|PjPj+1|=√nと計算される.

1/√nで割ると

  P1(1,0,0,0,0)

  P2(1,1,0,0,0)

  Pn+1(1,1,1,1,1)

これは,立方体の場合と同じである.

 また,|P0Pj|^2=j(n−j+1)^2+(n−j+1)j^2

=(n−j+1){nj−j^2+j+j^2)

=(n−j+1)j{n+1)

 これは

  P0Pj={j(n+1−j)}^1/2,j=1〜n

と同値である.

n=2のとき,√2,√2

n=3のとき,√3,2,√3

n=4のとき,2,√6,√6,2

n=5のとき,√5,√8,3,√8,√5

 これ自体は等面多面体の面になりそうである.

  P0Pj=P1Pj+1=P2Pj+2=・・・

={j(n+1−j)}^1/2,j=1〜n

j=1とおくと,

  P0P1=P1P2=P2P3=・・・

これは,立方体の場合と同じである.

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