■ルービック・キューブ(その1)
2012年の記事である。
世界的なブームとなった数学絡みのパズルは4つある.タングラム,15パズル,ルービックキューブ,数独.なかでも パズル史上最大のヒットとなったルービックキューブは26個の小さな立方体を3×3×3に並べたもので,6色が6面に割り振られている.ルービックは建築家(ブダペスト応用大学の教授)で数学者ではない。
ルービックキューブの配置は約43×10^18通りあるが,いかなる配置もn手以下で解けるという最小手数はいくつかという数学問題があり,この問題の解は「神の数」と呼ばれるようになった.ロキッキは195億通りの配置を調べ神の数が22以下であることを突き止めたが,彼は神の数が20であることを確信しているという.・・・という記事を昨日書いたばかりであった.
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そして,2010年7月,トマス・ロキッキは神の数が20であることを証明した.ルービックキューブのいかなる配置も20手以下で解けるのである.
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