■a^3+b^3+c^3=33(その26)

 Nを3つの立方数の和で表す問題は難しいが,N=1,2に対しては・・・

[1](9n^4)^3+(1−9n^3)^3+(3n−9n^4)^3=1

[2](1+6n^3)^3+(1−6n^3)^3+(−6n^2)^3=2

[1]は1936年、マーラーのよって発見された恒等式である。ゆえに1,2は3個の立方数の和として無数に書かれることになる。

一方、N=3については

  1^3+1^3+1^3=3

  4^3+4^3+(−5)^3=3

という表し方しか知られていない.

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