■メルセンヌ素数とワグスタッフ素数(その2)
Mn=(2^n−1)型の素数をメルセンヌ素数
Wn=(2^n+1)/3型の素数をワグスタッフ型素数
という.
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セルフリッジはn=2^k±1またはn=2^2k±3型素数であるとき、MnとWnは同時に素数であるか同時に合成数であるかのどちらかであり、
ともに素数のときはn=2^k±1またはn=2^2k±3型素数であると予想している
すなわち、次の条件のうち2つが満足されれば、残りの条件が満足される
[a]p=2^k±1またはp=4^k±3型素数
[b]Mpは素数
[c](2^p+1)/3は素数
3つの条件を同時に満足する素数p<10^5はp=3,5,7,13,17,19,31,61,127であるが、これらが3つの条件を同時に満足させるすべての素数と考えられているが証明はなされていない
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