■フェルマー商(その10)

フェルマーの小定理a^(p-1)−1はpで割り切れるというものであるが、

 フェルマー商

  (a^(p-1)−1)/p

は整数値をとる.

n>1のとき、

2^n=1  (mod n)の解はない

nが素数、擬似素数なら

2^n=2  (mod n)は常に成立する

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2^n=3  (mod n)

の最小解は、n=4700063497=19・47・5263229

である。2,3,7,17,31,41,43,73,・・・では割り切れない合成数である。

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