■「海の沈黙」・その3
これも以前の話であるが、向田邦子・山田太一・倉本聰のシナリオ集にはまって、読破したことがある。恥ずかしながら、登場人物(竹脇無我)に自分を重ねていたこともあった。実名は上げられないが、高名な俳優であっても、演技がうまいとは限らないものである。反面、かつてアイドルであっても、名優と思わせる人もいる。NHK/TVでみたのであるが、小泉今日子は名優である。
あくまでも個人の意見であるから多くの方に賛同してもらえるとは思わないが、「海の沈黙」(倉本聰原作・本木雅弘・小泉今日子出演)ではどんな演技をしているのだろうか? アイドル路線は脱却していると思われるのであるが、映画館にいってみようかとさえ思う。
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映画鑑賞会の資料に、メルヴィル作品がほかに2作あった。
1969年、140分、フランス
監督・脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
原作:ジョセフ・ケッセル
出演:リノ・バンチュラ、ポール・ムーリス、ジャン=ピエール・カッセル、シモーヌ・シニョレ
1942年ドイツ占領下のフランス。密告からゲシュタポに捕まったジェルビエは辛くも脱走、レジスタンスと合流して裏切り者の抹殺任務にあたる。やがて、ジェルビエはド・ゴールに会うためにロンドンに向かうが…。戦時下でのレジスタンス闘争を描いたメルヴィル監督の傑作戦争ドラマ
とある。家内に聞いたところ「怖い」映画であったという。
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