■ニュートンの不等式(その2)
数列a0,a1,・・・,anが単峰であるとは、a0≦a1≦・・・≦aj-1≦aj≧aj+1≧・・・≧an、対数的凹とは、ai^2≧ai-1ai+1が任意のiについて成り立つことをいう。
===================================
ニュートンは多項式Σaix^iが実零点のみをもつならば、数列a0,a1,・・・,anは対数的凹であることを示した。
もっと強く、a0/(n,0),a1/(n,1),・・・,an/(n,n)は対数的凹である.
さらに、数列a0,a1,・・・,anが正の実数からなる対数的凹な数列ならば単峰であることが示されている
===================================