■シンク関数の積分とアーベル変形(その3)
Si(∞)=∫(0,∞)sint/tdt=π/2
に対して,(その6)では
Si(π)=∫(0,π)sint/tdt=γ=1.8519369・・・
を考えた.
Gを周期2πの関数でG(0)=0,ここでは
G(x)=(π−x)/2 (0<x<2π)とする.
0は孤立不連続点であるから,フーリエ和の列snは0の近傍で一様収束しない.集積値全体は区間[−γ,γ]で,これをギブス区間という.
この区間幅は2γで,これは0における関数の変動幅πよりも大きい.
2γ/π=1.179・・・
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ここでは,
Cm=∫(0,∞)|d/dt(sint/t)^m|dt−1
を考える.
C2=(e^2−7)/2=0.1945280・・・ (デュボア・レイモンの定数)
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デュボア・レイモンは動物電気生理学のパイオニアの一人エミール・デュボア・レイモンのことであろう。私は学生の頃 、デュボア/デュボアの心電図学を読んで大変勉強になったことを思い出す。300-150-100-75-60-50といってもいまの医学生には通じないかもしれないが・・・
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