■たくさんのシャボン玉がくっつくと(その6)

【4】1つの泡に接する泡の数(その3)

  f=(23+√313)/3=13.56

が2次方程式

  ax^2+2bx+c=0

の解だとすると,

  f=(−b+√(b^2−ac))/a

より,

  a=3,b=−23,c=72

  3x^2−46x+72=0

となります.

 また,

  f=(−b+√(b^2−ac))/a

の分子を有理化すると

  f=c/(−b−√(b^2−ac))

より,

  p=6(f−2)/f=6(c+2b+2√(b^2−ac))/c

   =(26+2√313)/12=5.1153

 pが2次方程式

  Ax^2+2Bx+C=0

の解だとすると,

  p=(−B+√(B^2−AC))/A

より,

  A=12,B=−26,C=−48

  12x^2−52x−48=0

となります.

  p=2π/arccos(−1/3)=5.104

からpの近似値を2次方程式の解として求められればよいのですが,そのような方法が思いつきません.

 また,

  f=(23+√313)/3=13.56,p=5.1153

とf=13.39,p=5.104は微妙な食い違いを示していることから,両者は別の理論的模型に由来しているのではないかと推察されます.これ以上の考察は次回以降の宿題としたいと思います.

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