■カントール集合とシェルピンスキーのカーペット(その2)
【2】シェルピンスキーのカーペット
カントール集合はその直積を考えれば直ちに高次元に拡張されます。
最初に1辺がaの正方形を描き、各辺を3等分して1辺がa/3の正方形に9分割して、真ん中の正方形をくりぬきます。
その後、残りの8個の正方形に同じ操作を無限に繰り返します。
n回目でくりぬかれる部分の面積はA1=(a/3)^2,A2=(a/3)^2x8/9,・・・,A2=(a/3)^2x(8/9)^n
それらの総和はΣAn=a^2
したがって、
[1]ルベーグ測度0
[2]ハウスドルフ次元log3(8)=0.18928
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