■コラッツのアルゴリズムとカプレカーのアルゴリズム(その23)

 数字が大きい順に並んでいる4桁の数の,順序をひっくり返した数を作り,最初の数から引く.

 9≧a≧b≧c≧d≧0

[1](1000a+100b+10c+d)−(1000d+100c+10b+a)=1000(a−d)+100(b−c)+10(c−b)+(d−a)

=999(a−d)+99(b−c)

=99(10a−10d+b−c)

1回の操作で99の倍数になる。

 

 99(10a−10d+b−c)=198,297,396,495,594,693,792,891、990,999、・・・

[2]99の倍数同士を加えることになる。これは99の倍数である

   198+891=1089

   297+792=1089

   396+693=1089

   495+594=1089

しかし、これでは不完全であろう。

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