■コラッツのアルゴリズムとカプレカーのアルゴリズム(その18)

 数字が大きい順に並んでいる3桁の数の,順序をひっくり返した数を作り,最初の数から引く.次にその数と順序をひっくり返した数を足す.

 853の場合は

 853−358=495

 495+594=1089

 842−248=594

 594+495=1089

 951−159=792

 792+297=1089

 731の場合は

 731−137=594

 594+459=1089

 答えは必ず1089になる.

===================================

[1](100a+10b+c)−(100c+10b+a)=99(a−c)

 ここで,2≦aーc≦9であるから

 99(a−c)=198,297,396,495,594,693,792,891

[2]198+891=1089

   297+792=1089

   396+693=1089

   495+594=1089

したがって、これはあまり高級な数学とはいえないが、10歳の子供が初めてこのパズルを見たら驚くに違いない。

===================================