■コラッツのアルゴリズムとカプレカーのアルゴリズム(その9)

 カプレカー数はレプユニットとも関係がある.もしn桁の数xがカプレカー数ならば,

  x^2−x

は,n桁の数,9Rn=10^n−1で割り切れる.

  297^2=88209,88+209=297

  297^2−279=279・298=87912

 x=9Rnの場合,x^2−x=9Rn(9Rn−1)なので,9Rn=10^n−1で割り切れる.

  87912/999=88

  9・9=81,8+1=9

  81−9=72,72/9=8

  99・99=9801,98+01=99

  9801−99=9702,9702/99=98

  999・999=998001,998+001=999

  998001−999=997002,997002/999=998

  9999・9999=99980001,9998+0001=9999

  99980001−9999=99989002=9998

  1111111111^2=123456790987654321

  R10=1111111111

  2R14=2222222222222

  5R15=555555555555555

もカプレカー数である.

 x^2−x=R10(R10−1)は9R10で割り切れる.

 x^2−x=2R14(2R14−1)は9R14で割り切れる.

 x^2−x=5R15(5R15−1)は9R15で割り切れる.

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