■コラッツ予想(その54)

 「任意の奇数を三倍して1を足すと必ず偶数になる」わけですから、それに引き続く「偶数だったら2で割る」の操作はワンセットになります.

 奇数1010012に対しては

      101001

×2   1010010

×3   1111011

+1   1111100

÷4     11111(62)

×2    111110

×3   1011101

+1   1011110

÷2    101111(47)

 すなわち,このループ

  101001→11111→101111→・・・

が巡回することなしに1010・・・0101にたどり着くかどうかという問題になる.

 「任意の奇数を二倍して1を足すと必ず奇数になる」「任意の奇数を四倍して1を足すと必ず奇数になる」わけですから、それに引き続く「偶数だったら2で割る」の操作は無効になります.

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