■超越数とその仲間たち(その65)

  √(πe/2)=1+1/1・3+1/1・3・5+1/1・3・5・7+1/1・3・5・9+・・・

また,標準連分数展開(分子が1)でなく,分母が1になるような連分数展開をすると

  √(πe/2)=[1:1,2,3,4,・・・]

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 実は,πe=8.539・・・はいろいろなシーンで登場する.

[1]スターリングの公式

[2]ベルヌーイ数

  Bn/nの分子>Bn/n>4/√e(n/πe)^(2n-1/2)

より,

  (n/πe)^(2n)

のオーダーとなりますから,n>πe=8.539・・・のとき,分子は急激に大きくなることが示されます.そして,B7の分子が7で割り切れることが,ミルナーがエキゾチック球面の証明に用いた方法に繋がったのです.

[3]高次元多面体の球体への近似度

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